寸法口径21cm（七寸）高さ2.1cm高台径6.3cm 五十年前に出張先の函館の骨董屋さんから購入したもので、九州は伊万里港から北前船に乗せられて、佐渡の小木港を経由して北海道に渡ったものと思われます。 鉄釉の一部を白抜きにして、染付文様を描いた作品類は山小屋窯から出土しています。 白抜き部分に月兎を染付で描き入れたこの皿も、山小屋窯作品と考えられる。 昔は、加賀吸坂窯の作と誤認されていたため、今日でも吸坂手と言う呼称が残っている。 同じ様なものが小木一良さんの著書「伊万里やき創成から幕末まで」に載っていましたので、写真を参考にして下さい。 何はともあれ、故事来歴に疎い私の説明よりも、鑑定は各自の炯眼にお任せしますので、ご判断の程宜しくお願い致します。 なを、断捨離のため、いいね！を頂いた方には値引き交渉に応じますのでご検討よろしくおねがいします。