コールマン カナダのランタンで200Aではなく200になります、製造は1969年3月製です。
カナダで作られたコールマンランタンはUSAより頑丈で200Aの前身のような独自の進化をしています。
今回出品するのは1969年3月製で200と言われているタイプになります。
カナダの特徴が判るように写真１０にUSAとの比較を載せています。（写真左側がCANADA製、右側がUSA製）
①デカール側にチップクリーナーステムが来ます（USA製はデカール側がディレクションディスク）②チップクリーナステムの本体形状が四角なのは1965年までです、ステム自体が円形に曲げられています（写真１＆３）③カラーも上下に穴があるので空気取り込みが良く、明るさが増します（写真８＆９）④ベンチレーターの形もUSAと少し異なります（写真１＆２）⑤ベイルの鉄が少し硬めになります
以下は写真１０の説明です①バーナーチューブが短いので光が上方にあり明るさが増します②200A初期の多穴フルームを使うことで空気循環が良いので燃焼が強くなります③ベンチレーターブラケットは丈夫に溶接されています④ベンチレーターボールナットの形状が丸みを帯びており溝の数も違います
一見USA製と似ており200Aと思われますが、各所に違いがあり、しかも、すでに工場は閉鎖されたため貴重がランタンになります。CANADAは特に寒いこと、夜が長いこと、等から明るさと丈夫さを追求されたランタンになります。
キャンプで使っていましたが、ランタン整理のため出品します。
出品に際し、分解して整備したあと組み上げ、テストフレーム（バーナーチューブもCANADA製）に付け替えて燃焼試験を実施しています。
再度フレームを付け替えて組み上げていますので燃焼テスト写真のフレームは異なっています。
半世紀以上も前のランタンで特にCANADA製なので貴重と思います。
素人による整備であるのでNCNRでお願いします。